ここ数日聴いていた音源(クイーン、ヴァン・ヘイレン、エイジア、ジャーニー、ジェネシス、サンタナ等)

最近聞いた音源(クイーン、ヴァン・ヘイレン、エイジア、ジャーニー、ジェネシスサンタナ等)

 

ここ数日聴いていた音源。

 

ヴァン・ヘイレン『炎の導火線』(1978年)

ヴァン・ヘイレン『5150』(1986年)

「ドリームス」が一番好き・

 

クイーン『クイーン II』(1974年)

クイーン『オペラ座の夜』(1975年)

クイーン『華麗なるレース』(1976年)

クイーン『世界に捧ぐ』(1977年)

クイーン『ジャズ』(1978年)

 

エイジア『ゴールド』(2005年)

 

ジャーニー『レヴェレイション』(2008年)

 

ジェネシス『創世記』(1969年)

 

サンタナ『ムーン・フラワー』(1977年)

 

以上でした。


◆Asia - Heat of the Moment Cover by Antigravity

この人のカバー、良いですね!

https://www.youtube.com/watch?v=gw_88UVUTyc

 

これはひどいレコードだ!『ザ・ビートルズ・フィーチャリング・トニー・シェリダン・ファースト!+18〈デラックス・エディション〉』

 

f:id:pcd:20210423144833j:plain

 

◆『ザ・ビートルズ・フィーチャリング・トニー・シェリダン・ファースト!+18〈デラックス・エディション〉』

 

ビートルズファンには悪名高い?音源。

 

帯にリンゴ・スター加入前の音源と明記してあるにもかかわらず、ブックレットにはリンゴ・スター加入後の4人編成のビートルズの写真が2点も使われています。

 

私が知りたいのは、この音源はスチュアート・サトクリフがベースを弾いているのかどうかだったのですが、曲毎の詳細なミューシャンのクレジットはありません。

 

看板に偽りありですが、元々はトニー・シェリダン(バックバンド名はザ・ビート・ブラザーズ)のソロとして発表された音源なのです。

 

ビートルズの音源として聴こうと売るとひどいレコードですが、1960年代初頭のイギリスのロックンロールの記録として聴くと良い音源。特にライブ録音の熱狂を収めた最後の一曲「ヤ・ヤ」。

 

エアロスミス『野獣生誕(エアロスミスⅠ)』

 

エミネムの『カーテン・コール。~ザ・ヒッツ』を聴いていたらエアロスミスのファーストが聴きたくなった!

 

ジェフ・ベック・グループ『ベック・オラ』

 

ジェフ・ベックロッド・スチュワートもニッキー・ホプキンスもロニー・ウッドも素晴らしい。

 

個人的には『ベック・オラ』でのトニー・ニューマンのドラムはあまり好みでありません。

 

トニー・ニューマンの叩くドラムを、現代のドラマー、例えばALIZのtarnやBRIDEARのNatsumiに差し替えたら、2021年のポップミュージックとして通用すると思います。

 

「リズム」は流行ですからね。

 

1960年代に多かったジャズ上がりのロックドラマーの音で、リズムが打ち込みが主流となった2021年のダンス・ミュージックとしては難しい。前任者の「モータウン系」のミッキー・ウォーラーが叩いていたらまた違ったのかもしれません。

 

マーヴィン・ゲイ『ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・マーヴィン・ゲイ

 

2枚組のマーヴィン・ゲイのアンソロジー

 

2枚目の名曲の流れは素晴らしい。

 

現代のR&B、POPへの大きな影響という歴史的意義も含め必聴の楽曲たち。

 

 

popmusic.hatenablog.com

 

ローリン・ヒル『ミスエデュケーション』、シャカタク『ベスト・オブ・シャカタク』

 

f:id:pcd:20210330121835j:plain

 

ローリン・ヒルといえば1990年代後半の安室奈美恵さんがそのスタイルに影響を受けたアメリカのヒップホップ、R&Bのアーティストとして有名です。

 

恥ずかしながらローリン・ヒルのご主人がレゲエ音楽を代表する歌手ボブ・マーリーの息子で、ローリン・ヒルの5人の子どもはつまりはボブ・マーリーの孫ということを初めて知りました。

 

ボブ・マーリー、実質的に一夫多妻だった人なので、子ども、孫は大勢いて、音楽の道に進んだ子孫もいます。

 

ローリン・ヒルと結婚したローリン・マーリーはフットボール選手だったそう。身体能力も芸術的能力も高いDNAなんですね。ボブ・マーリーの血筋。

 

で『ミスエデュケーション』、ヒップホップ色が強いですね。プロデュースはローリン・ヒル自身。

 

昨年2020年5月に予定されていた『ミスエデュケーション』発売20周年を記念した来日公演はコロナ禍で延期され、2021年9月に再延期されています。

www.sonymusic.co.jp

 

 

シャカタク『ベスト・オブ・シャカタク

 

ググると「釈迦宅でシャカタク」等というオヤジギャグが出てくるイギリスのフュージョンバンド、シャカタク

 

アシッドジャズのジャミロクワイあたりの大先輩にもあたると思うんです。

 

世界中で間違いなく日本で一番人気のあるバンド。

 

シャカタクの音楽は1980年代の日本の風俗、流行と密接に関連した「機能性音楽」でもあります。

 

当時勃興したカフェバーという飲食業態において、シャカタクの音楽は、内装やメニュー開発に匹敵するくらい重要な要素だったのです。

 

シャカタクの音楽がなければ、カフェバーという業態のイメージは大きく違うものとなっていたはずです。

 

軽快に「釈迦宅でシャカタク」的なオヤジギャグを飛ばしそうな60歳代のおじさんが最近ふってきて迷惑な話題が「最近、外国で松原みきの真夜中のドアが流行っているんだってな」と週刊誌で読んだネタを振られた時。

 

シティポップが世界中で大流行とオヤジ週刊誌が盛んに書き立ててもシャカタクの名前が出ることはありません。オヤジの分類としてはシャカタクフュージョン、あるいはせいぜいアシッド・ジャズだからでしょうか。

 

でも、シャカタク『ベスト・オブ・シャカタク』を改めて聴いてみると、シティポップを代表する歌手、例えば杏里さんのサウンドへの影響って大きいように聴こえるんですよ。

 

そんな1980年代の風俗、流行風景、それがまさにシャカタクサウンドです。